【日記】店是

米津玄師さんの「Neighbourhood」という歌に、こんな歌詞があります。


定期を買うくらいの
まとまった金すらなくて
毎日切符で済まして
むしろ金かかる


リアルな内容ですね。


定期券を買う数万円がない。

でも何百円かはある。

だから毎日、数百円の普通切符で乗る。


長期的には割高です。

でもまとまったお金がないから、安いものしか買えない。


割高=悪

安物買いの銭失いで、すぐ壊れる

使い捨てで環境に悪い


そう言えるのは、まだちょっと余裕がある証拠。


世の中に、定期券と普通切符があるから、お財布事情に合わせて選べます。

定期券しかなく、それを買うお金がなかったら、電車に乗れません。



今までにも、他店さんで素晴らしい車椅子雑貨は販売されていました。

しかしその方向性はベテランさん向け。

つまり定期券です。


まだ借り物の車椅子で、車いす生活で何をしていきたいか、定まらない。

失業して無収入だから、高価なものは買えない。


そんな初心者さんが、とりあえず外に出てみる。

社会復帰の一歩を進み始める。



普通切符に相当するようなものを。

必要なのに金額的に買えないと諦めるのではなく、お財布事情に合わせて選べるものを。


それがやまねこやの基本方針です。