障害者割引

架空クーポンにご注意

当店の名称を使い、架空のクーポン情報を掲載しているサイトがあります。

下記は、当店とは一切関係ありません。


サイト名:Savings.co.jp


利用すると、詐欺被害の恐れもあります。

ご利用にならないよう、ご注意ください。

障害者割引は廃止しました


手芸材料や鞄も仕入れ値が高くなっています。


🟩 値上げして割引を続けるか

✅ 値上げせずに割引をやめるか


検討したところ、後者を選びました。

ご理解いただきますようお願いします。

廃止の詳細

通販で手帳提示は、デメリットがありました。

対面なら手軽にできるのに、と思います。

①急に割引で買えない

当店は通信販売店です。

手帳提示と割引クーポン配布も通信でします。


そうすると、急ぎで必要で、今すぐに割引額で買いたい時に困ります。

休業日はすぐに対応できず、ご不便をおかけしておりました。


AIを使えば、即時に手帳読み取り&クーポン配布ができた可能性はありますが。

システム導入に高額な費用がかかり、商品代金に上乗せすることになります。

安く買いたいのに、それは本末転倒ですよね。

②個人情報をマスキングできない

プライベート情報(手帳番号、生年月日など)は隠してください、とお知らせしていました。

しかし、

  • 写真編集アプリの塗りつぶしが分からない
  • 上肢障害があって紙で隠して撮影が難しい

など、できない方もいらっしゃいました。

できない方が隠さずに送信し、個人情報提示に不安をお持ちでした。


逆に、障害特性で手ブレしやすい方も。

必要な情報が読み取れない場合もありました。

③入院入所中で対象外

手帳住所とお届け先住所の一致で、本人確認としていました。

入院中や入所中は、住所が違ってしまいます。


当店商品は、病院や施設の職員さんが、備品として経費購入される場合もあります。

お届け先が病院や施設だと、個人使用か法人使用かの区別が難しい。

それで対象外にするしかありませんでした。

廃止の良い点

割引廃止は、悪いことばかりではありません。

手間や不安なくすぐに、誰でも損せずに買えるようになりました。

  • 手帳提示のやり取りなく、すぐに買える
  • 手帳撮影の手間がない
  • 個人情報の不安がない
  • 入院入所中(住所不一致)でも損しない
  • プレゼント(名前住所不一致)でも損しない
  • 障害固定前で手帳がなくても損しない
  • 病名がつかず手帳がなくても損しない
  • 一時的なケガ・病気でも損しない
  • 健常者で一般雑貨として買う時も損しない

2024年問題

2024年4月から、トラック運転手さんの労働時間が制限されました。

全日本トラック協会さんが「消費者にお願いすること」として、

まとめ買いによる運送回数の削減

を挙げています。

障害者割引は、メール便送料と同額のクーポンを配布していました。

つまりメール便は、実質送料無料に。

その理由は、

通販の送料 ≒ 実店舗に行く交通費
交通費には障害者割引がある
送料にも障害者割引があったら…?

というものでした。

しかし、障害者だからといって、

 2024年問題は障害者には関係ない
 健常者が頑張ってくれればいい

と思ってしまったら…?

物流の恩恵を受ける社会の一員として、無責任かもと考えるようになりました。


送料を実質無料化してしまうと、まとめ買いを意識しなくなります。


障害者も2024年問題に協力してほしい。

荷主としてそう思うようになりました。

そこで、運送回数の削減に協力できるよう、あえて送料を意識していただくことにしました。

商品代の障害者割引は?

では商品代金を障害者割引すれば…?


仕入れ値高騰でも、定価を値上げしない。

実は、これで割り引き済みになっています。


仕入れ値は、販売開始時期から15~20%ぐらい値上がりしています。


当店人気商品の、

これらの定価を20%値上げすると、240円増、あるいは260円増。

メール便送料と同額程度、値上がりします。


値上げしないことで、最初から送料程度が値引き済みになっています。


ちなみに販売開始時点の消費税は8%でした。

(2019年10月から10%に移行)

消費税が上がっても税込価格は変えてません。

それもあって、販売開始時期からは20%ぐらい、仕入れ値が上がっています。

フリマアプリの値下げ交渉を見ると、最初に見た金額から下がることが嬉しいようです。

感覚的にはまず値上げして、そこから値引きしたほうが、お得感がある体験かもしれません。


しかし、上げて下げるのは、複雑になります。

複雑な手順が理解しにくい障害者もいます。

手帳提示は手間や個人情報の不安もあります。


シンプルに定価が安い方が良いのではないか?

値引きにこだわるよりも、現実的には支払い合計額が問題ではないか?


そう考えて、どなたも手軽にお買い求めやすい価格を維持することにしました。