【梱包テクニック】角2封筒→角A4封筒

A4サイズを折らずに入れる封筒といえば角形2号、通称「かくに」です。

これを、ヤマト運輸さんのネコポスで使えるよう、角形A4号に加工する方法。


角2を角A4にするには、大きすぎる部分を普通に折って、テープ留めする人が多いんじゃないかと思います。

縦の長辺を2cm、横の短辺を1.2cm折れば、ネコポスOK!

でもそれだと、折り曲げて使わなかった部分がもったいない!


折り曲げた部分を1.2cmのマチとして仕立てることで、角2サイズを最大限に有効活用できます。



用意するもの

  • 角形2号の封筒
  • えんぴつ(後で消すのであれば消しゴムも)
  • 30cm定規(できれば2本、最低でも1本)
  • はさみ




(1) しるしをつける

折り曲げる位置に、えんぴつでしるしをつけます。

左・右・下

端から6mmの位置にしるしをつけます。


フタ(フラップ、ベロ)をのぞいて、折り目の線から14mm下の位置にしるしをつけます。




(2) 折りまげる

しるしを付けた位置を折り曲げます。

2本の定規で封筒を挟み込むように当てて折り曲げると、キレイに一直線に曲げられます。

1本しか定規がない場合は、折り曲げる内側だけに当てて、外側から直接手で折り曲げます。

定規がない場合は、まっすぐで固いもの、プラスチックの収納ケースとか、クッキーの空き缶とかのフチを使って曲げることもできます。


鉛筆のしるしを消したければ、折り目を付けたあとに消しゴムで消してください。

人にもよりますが、小さめにチョンチョンと付けたしるしは、消さなくても気にならないかも。




(3) フタ付近の余分を切り取る

左右の上部角をはさみで切りとります。(図の赤い線)

裏側は、入れ口の余分も切り取ります。(図の青い部分)




(4) Σ型に折り込んでマチを作る

左、右、下は、本来の封筒の端を内側に折り込み、Σ型のマチを作ります。

(2)で作った折り目のうち、谷折りになっている折り目は、山折りに変えます。

左右底の角は、▲にして、底側に折り曲げます。

ピタッとくっついたほうがよければ、テープ留めしてもOK。




できあがり

左右を6mmずつ折ることで、ネコポスの最大横幅22.8cmに。


上を14mm、下を6mm折ることで、ネコポスの最大縦幅31.2cmに。


マチは表から6mm+裏から6mmで、合計12mm(1.2cm)に。


上を折った分、フタ(フラップ、ベロ)が少し長めになっています。




厚さ3cmを優先する場合

横幅はもっと小さくてもいいから、厚さ3cmを優先したい場合も、基本は同じ方法です。

ただし、6mm折り曲げるところを、15mm(1.5cm)折り曲げてください。

14mm折り曲げるところは、最低でも5mm(0.5cm)折り曲げてください。

マチを最大の3cm確保することで、横幅は最大の22.8cmまでいかずに、21cmになります。

入れるものの大きさによって、折り曲げるサイズを適宜変えてください。



個人でも、らくらくメルカリ便、かんたんラクマパック、ヤフネコ!パックなど、フリマやオークション経由でネコポス発送できます。

小物発送でネコポスを使うときは、ぜひ試してみてくださいね。