【日記】送料 ≒ 交通費
遠い地域のお店にお買い物に行くとき、どうやって行きますか?
バス? 電車? 自家用車?
(クルマも運転しますニャ♪ by とろろ)
実店舗に行くと、徒歩や自転車でない限り、交通費が発生します。
バス代や電車賃、自家用車ならガソリン代や街中の駐車場代。
比較的近くでも往復数百円、遠いと往復千円を超えることも珍しくありません。
これ、きちんと支払いますよね?
無賃乗車をする人は、そういないと思います。
駐車場代が惜しくて、路上駐車する人はいるかもしれませんね。(^_^;)
それでも、ガソリン代はきちんと支払っているでしょう。
それなのに、ネット通販は送料無料がなかば当たり前。
どこかのお店がやり始めると、他のお店も競争して送料無料に。
それが標準化して、別料金で送料を支払うことは損のようになってしまいました・・・。
送料無料は、お客様が「送料分」として支払わなくていいだけのこと。
そのかわりに誰かがどこかで支払っています。
実際にはまず、お店と配達会社が安い運賃契約をしています。
(ニュースで話題になりましたね。)
さらに、商品価格に送料を上乗せして販売するか、お店が利益から送料を負担しています。
よくある10,000円以上で送料無料の場合は、お店負担ですね。
数百円の単品でも送料無料の場合は、商品価格に送料上乗せでしょう。
実質、お客様が送料を(送料とは気付かずに)支払ってることになります。
この送料無料のカラクリは良くないな、と思っています。
交通費をかけて実店舗に買いに行くことが普通なら、送料を支払ってネット通販で買う感覚も普通になった方がいい。
送料無料で2,000円よりも、商品1,500円+送料500円のほうが、商品価値が分かりやすいですね。
とはいえ、大きな商品と遠い地域に合わせて全国一律の送料を設定していると、ボールペン1本でも送料1,000円とかになっちゃうわけで。
この背景には、お店と配達会社の運賃契約は、この発送方法で1か月に何個発送する、という前提があります。
商品に合わせて複数の発送方法を使い分けると、契約の最低発送個数に満たないんですね。
それで、大きいものも小さいものも、1つの発送方法に統一して契約個数に達するようにしていたり。
こういうのはお店側都合です。
送料を支払うお客様のことを考えているとは言えませんね。(-_-;)
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